平成25年度

 おでかけまほろんいわき市立差塩小学校


 11月1日(金)に、おでかけまほろんをいわき市立差塩小学校で行いました。1〜6年生7名と父母、教員も含めた8人、合わせて15名が土器さわり・勾玉づくりの体験をしました。

 

1.土器さわり体験

 差塩小学校での土器さわり体験は、まほろんオリジナルの「差塩小学校周辺の遺跡」プリントで、小学校のまわりの遺跡を学習することから始まります。
 学校が中世の遺跡の中に建っており、自分たちが、毎日、遺跡の上で勉強していたことを知ると、先生も児童も「え、本当ですか!?」と驚いていました。

     
 


 土器さわり体験開始です。
 まほろんから持ってきた、本物の土器や石器、弓矢などの復元品に実際に触れてみました。本日の縄文土器は、差塩小学校周辺の遺跡(タタラ山遺跡)から見つかった土器です。「縄文土器はどうして大きくて重いんですか?」「弓矢はどうやって使うんですか?」「この熊の毛皮は本物ですか?」と各自興味をもったものを手に取り質問していました。

     
 

2.勾玉づくり体験

 続いて勾玉づくり体験開始です。まずは、つくり方の説明をする職員の話を、みんな真剣な表情で聞いています。材料となる滑石を見つめる表情からは、どのような形にしようかな、うまくつくれるといいなといったみんなの期待感が伝わってきました。

 

     
 
 要所要所で、まほろんスタッフのチェックが入ります。勾玉のつくり方を積極的に質問してくる児童もいて、熱心さが伝わってきます。
     
 
 いよいよ最後の仕上げです。「うわっ、すごくツルツル!!」目が細かい紙やすりで1ヵ所約30回磨き、表面をツルツル・ピカピカにします。世界に一つ、自分だけのオリジナル勾玉の完成です。
 全員、最後の仕上げまで完璧にできていました。