平成25年度

まほろん出前講座 会津若松市大戸公民館


 10月20日(日)に、出前講座を会津若松市大戸公民館で行いました。小学生を対象とした「わらべ塾」と年配者を対象とした「生きがい塾」の各参加者、あわせて28名が、土器さわり・勾玉づくりの体験をしました。

 

1.大戸公民館「わらべ塾」「生きがい塾」の皆さん

 今回の出前講座は、大戸公民館主催の小学生を対象とした「わらべ塾」、年配者を対象とした「生きがい塾」の一環で行われました。公民館の講堂(体育館)を会場に、28名の方にご参加いただきました。

     
 

2.土器さわり体験
 
 
 大戸公民館のすぐ近くには、古代から中世にかけて大量の須恵器がつくられた、東日本最大規模の大戸古窯跡群があります。今回は、ここでつくられ、会津若松市上吉田遺跡から出土した須恵器のほか、会津若松市内の一ノ堰B遺跡出土の弥生土器等を持参しました。
 地元に里帰りした土器との再会に、参加者も感慨深そうでした。

     
 



 また、石匙(いしさじ)や石鏃(せきぞく)、石斧(いしおの)、石包丁などの石器にも触れました。
 それぞれの形を観察しながら、実際にどのように使われていたのかを、小学生の皆さんにも想像してもらいました。

     
 



 弓矢や石斧などの復元品にも触れました。
 「こうやって持つの?」「いや、こうだよ!」など、会話がはずみました。
 まほろんでは、イベントや期間限定での体験メニューで、弓矢体験もできますので、是非、遊びに来てくださいね〜♪

     
 

3.勾玉つくり体験

 待ちに待った「勾玉づくり体験」。
 初めての方がほとんどでしたが、「生きがい塾」の受講者の皆さんは、学芸員のアドバイスを聞きながら、とても丁寧に勾玉を削っていました。

     
 



 こちらでは、「わらべ塾」の皆さんが、にぎやかに自分だけの勾玉づくりに挑戦していました。
 約1時間で、ツルツルピカピカの勾玉が完成!
 「生きがい塾」の皆さんの作品は、地域の文化祭で出品されるとのこと。
 皆さん、それぞれに、きれいな勾玉ができたでしょうか?