平成25年度

 おでかけまほろん会津若松市立永和小学校


 4月25日(木)に、おでかけまほろんを会津若松市立永和小学校で行いました。6年生27人が、土器さわりと勾玉づくりの体験をしました。

 

1.土器さわり体験

 初めに、学校周辺の遺跡地図を見ながら、身近な場所にある遺跡について学びました。
 また、縄文時代と弥生時代の暮らしの違いを、まほろんの学芸員が解説し、授業で学んだ内容の復習もしました。
 そのあと、会津地方で出土した縄文時代や弥生時代の土器や石器に、実際にふれてみました。今回は、会津美里町鹿島遺跡の縄文土器や、会津若松市一ノ堰B遺跡の弥生土器などを持参しました。

     
 


 本物の土器や石器のほか、石斧や弓矢などの道具の復元品、毛皮などにもさわりました。
 道具の一つ一つが、何のための道具か、材料は何か、どのように使ったかなどを考えてもらいながら、学芸員が解説しました。
 本物の熊の毛皮は大人気でした。

     
 

2.勾玉づくり体験

 続いて、勾玉づくりに挑戦しました。材料の石に鉛筆で形を書いてから、水を張った箱の中で紙やすりで削って、勾玉の形にしていきました。
 全員が夢中になって、自分だけの勾玉を作っていきました。
 最後の仕上げでは、「ツルツルになってきた!」と驚きの声も聞かれました。

     
  3.記念撮影

 勾玉をつくり終えてから、紐を通して、首にかけ、全員で記念撮影をしました。
 自分だけの勾玉を完成させて、皆さん、とても満足そうでした。