まほろん実技講座
「家族でお茶わんをつくろう」の様子

 「家族で茶わんをつくろう」は、平成25年6月8日(土)に形づくり、平成25年7月13日(土)に絵付けと施釉を行いました。参加者は17名です。

第1回:6月8日(土)

1.形づくり@

 最初に、自分で作りたいお茶わんのイメージを図に描きます。作品のイメージを具体化することで、製作にスムーズに取り掛かるようにします。

   
2.形づくりA

 手びねりの技法で「玉づくり」でお茶わんを作ります。まず、粘土を丸めてロクロに置き、円錐形に形を整えます。
 ここで、ロクロの中心に粘土を置かないと歪んだ形になってしまいます。
   

3.形づくりB

 次に、ロクロを回しながら円錐形の先端に指を入れて形を作ってゆきます。
 小学生の参加者は、なかなか指が入らず保護者や担当者の協力を得ながらチャレンジしていました。

   

4.形づくりC

 参加者それぞれの個性的なお茶わんの形が出来上がりました。
 この後、底の部分の高台を削り、絵付け用の土を塗って電気窯で素焼きをします。


 

第2回:7月13日(土)

5.施釉(せゆう)・絵付け

 素焼きしたお茶わんに釉(うわぐすり)を浸して、表面をコーティングします。
 釉はその種類、浸した時間、焼成温度、素焼きした粘土の種類によって、さまざまな色に変化します。

   

6.完成したお茶わん

 施釉・絵付けをしたお茶わんは、さらに本焼きをして完成です。この時にはじめて施釉・絵付けの色をみることができます。
 参加者は一様に自らの作品をみて、立派な出来栄えに満足な様子でした。