まほろん実技講座

「ガラスと組紐(くみひも)で
  アクセサリーをつくろう」の様子


 平成26年2月22日(土)に、まほろん実技講座「ガラスと組紐でアクセサリーをつくろう」を実施しました。受講者は、アクセサリーの歴史や材料の変化を学習するとともに、ガラスと組紐を使ってアクセサリーづくりを行いました。

 

.説明
 アクセサリーの歴史や材料、使用法などについて学習をしました。原始時代や古代から、すでにアクセサリーが作られていたことに受講者は驚いていました。

     
 

2.鋳型彫り
 石膏で作った鋳型に勾玉の絵を描き、彫り込みます。この作業で勾玉の大きさや形が決まるのでみな真剣です。ちなみに、垂直に1pほど彫り込んでいくのがコツのようです。

   

 

 

3.ガラスを溶かす
 鋳型に好きな色のガラス粒を入れ、七輪で溶かします。はじめは鋳型が壊れないようじっくりと熱し、徐々に温度を上げていきます。900度を超える辺りでガラスが溶け始めます。

     
 

4.組紐を編む
 ガラスが溶けるのを待つ間に、組紐を作ります。4本の紐を2種類の方法で編み合わせると、カラフルなストラップが出来あがりました。今回の講座で一番難しかった作業です。

     
 

5.ガラス勾玉を磨く
 鋳型からはみ出たガラスや溶け残ってできた表面のざらつきを、磨き取ります。ガラスはとても硬いので、何枚もの紙やすりを使って、根気強く磨いていきます。

     
 

6.完成
 磨きあげたガラス勾玉と組紐を結び付けて、ついに完成です。苦労した分だけ、出来あがった時の喜びも特別です。カバンや携帯電話などに付けて、大切に使ってくださいね。