まほろん実技講座
「鹿の角で釣り針をつくろう」の様子

 平成24年9月15日(土)・16日(日)に、まほろん実技講座「鹿の角で釣り針をつくろう」を行いました。2日連続の講座で、初日(15日)に鹿の角を材料に釣り針をつくり、二日目(16日)に自分でつくった釣り針を使って実際に釣りに挑戦しました。

★9月15日(土)の様子    
 

1.釣り針をつくる工程を学ぶ

 まず最初に釣り針の歴史や、鹿の角からどのような工程を経て釣り針がつくられるかを学びました。これからつくる釣り針のイメージが膨らんだようです。

 

   
 

2.鹿の角を削る

@荒割りした鹿の角に、釣り針の形の下書きをして、早速削っていきます。道具は、砥石や金属のヤスリを使いました。
 「なかなかけずれな〜い。」
 鹿の角を削る作業は結構大変ですが、水をつけると多少削りやすくなります。

     
 


A内側の部分は、強く削り過ぎると折れる可能性もあるので、慎重に削ります。参加者の中には、カエシをつけてつくった方もいました。

     
  3.釣り針の完成!

 頑張ってつくった釣り針を持って記念撮影!
 完成した釣り針は、この後釣り竿につけて明日の釣り体験に備えました。
     
★9月16日(日)の様子  

 

  4.魚釣りに挑戦

@二日目の講座は、西郷村の林養魚場に集合して釣り体験。泳いでいる魚の姿を見て、気分も盛り上がります。
     
 
Aさぁ、いよいよ釣り体験。自分でつくった釣り針で、ぜひとも魚を釣り上げたいものです。
     
 
B静かにじーっと待ちます。
 でもなかなか釣れません。
 魚の引きがあってもう一歩!という方も何人かいましたが逃げられてしまいました。
 縄文人の大変さを実感した一日となりました。
   

 

 

5.食べる

 お昼はみんなで魚の塩焼きを食べました。焼き立ての魚はやっぱり美味しいですね。
 今回の講座では、残念ながら釣り上げられませんでしたが、今度は自分でつくった釣り針で釣った魚が食べられるように頑張って下さいね!