まほろん実技講座
「家族でお茶わんをつくろう@形づくり」の様子

  平成24年6月9日(土)に、まほろん実技講座「家族でお茶わんをつくろう@形づくり」を開催しました。10組のご家族26名の方が参加し、ロクロを使ってオリジナルのお茶わんづくりに挑戦しました。
 
1.つくり方を学ぶ
 講座の最初に、これから行う作業の手順等について説明しました。みなさん真剣に話を聞いていました。
  2.イメージ図を描く
 自分のつくりたいお茶わんのイメージ図(写真右下)を描き、その形を目標につくり始めます。まずは、粘土を丸めて、形づくりの下準備。
     
 
3.形づくり
@次に、丸めた粘土をロクロの上に置き、円錐形にします(写真左)。そして、円錐の中心に指で穴をあけて、ロクロの回転力を利用して形をつくっていきます(写真右)。
 


A形づくりは、 ロクロの中心からずれないように注意する必要があります。ちょっとでも偏ると、ゆがんだ格好になってしまいます。一番大事なところです。

     
 


Bまた、器の厚さを均一にすることも大切です。みなさん、「むずかしい〜。」と言いながらも、丁寧に作業を行っていたため、とても上手な形になりました。
 

4.形を整える
 大まかな形ができたら、いよいよ表面の形を整える作業です。ロクロを回転させながら、コテという工具を当てて表面を滑らかにします(写真左)。器の一番大事な口の部分は皮できれいになでて仕上げます(写真右)。

     
 



※高台をつくった後は、「乾燥」させて「素焼き」を行い、次回の講座(下記参照)を迎えます。

「家族でお茶わんをつくろうA絵つけ」の日程
実施日:7月14日(土)
時間:午前10時〜午後12時
内容:「絵つけ」と「釉薬がけ」
対象:「家族でお茶わんをつくろう@形づくり」に参加された方
(※見学はどなたでも自由にできます)

★全2回の講座終了後、「本焼き」をして完成となります。

 

5.完成です!
 「これを使うの楽しみ〜。」
 まっ茶茶わん、ご飯茶わん、湯のみ茶わんなど、みなさん自分のデザインした形の器が見事でき上がりました。
 器の本体をのせる高台(こうだい)の部分は、少し乾燥させないとつくれないため、今回は、後日まほろん職員が行います。