まほろん実技講座
「家族で縄文クッキーをつくろう」の様子

  平成24年10月13日(土)に、まほろん実技講座「家族で縄文クッキーをつくろう」を開催しました。親子連れなど8名の方が参加し、縄文時代の食生活を体験しました。
 
1.縄文時代の食生活について学ぶ
 講座の最初に、常設展示の縄文時代の食卓を見ながら、当時の食生活について学びました。
 

2.材料の準備
@縄文時代の食生活は、木の実や動物の肉など自然の恵みに支えられていました。
 縄文クッキーは、これらの食材をすりつぶして固め、焼き上げたものと考えられています。

     
 

A今回は、木の実(栗・くるみ・どんぐりなど)をベースに、つなぎとして山芋を用いる‘クッキー型’と、これに肉・卵を加えた‘ハンバーグ型’の2種類をつくりました。
 栗やくるみは中身を取り出してすりつぶし、山芋は下ろし金ですって下ごしらえをします。
 

3.材料を混ぜ合わせる
 材料をボールに入れて混ぜ合わせます。これに鶏肉や卵を加えると‘ハンバーグ型’の縄文クッキーになります。

     
 

4.クッキーの形にして火を通す
@混ぜた材料をクッキーの形にして火を通しました。
 縄文時代には焼き石の上で焼いたと考えられますが、講座ではホットプレートとフライパンを用いました。
 


A 両面にまんべんなく火を通します。
「早く食べたいなぁ・・・」

     
 
5.出来上がり
 おいしそうな縄文クッキーの出来上がりです。
  6.試食
 最後に、皆さんでつくった縄文クッキーを試食しました。自分でつくった縄文時代のクッキーのお味は、さぞかし格別だったのでは?