まほろん実技講座

「ガラスと組紐(くみひも)の
  アクセサリーをつくろう」の様子


 平成24年2月25日(土)に、まほろん実技講座「ガラスと組紐のアクセサリーをつくろう」を行いました。15人の皆さんが参加し、鋳型を用いたガラス勾玉づくりと組紐づくりを行い、かわいいアクセサリーを完成させました。

 

1.鋳型を彫る
 つくりたい形の勾玉を鋳型に描き、彫刻刀で彫り込んでいきます。彫り込みが終了したら、紐(ひも)を通す孔の部分に釘を刺します。
 

2.ガラス粒を入れる
 鋳型に勾玉の材料となるガラス粒を入れます。今回は4種類の色から好きな色を選んでいただきました。ガラス粒は、熱することでガラス粒同士の隙間が埋まり、かさが減るため、上に多く盛り上げました。

   

 

 
3.七輪にのせる
 ガラス粒を入れたら、次はいよいよ鋳型を熱する作業です。今回は七輪で行いました。熱する際は、この七輪の上に合わせ蓋用の七輪をかぶせました。
 

4.鋳型を熱する
 鋳型を熱する作業は計30分間行いました。最初の20分間は徐々に温度を上げて行き、最後の10分間でガラスがとける900℃まで上げました。写真は熱し終わったところです。この後、砂の上で一時間ほど自然に冷ましました。

     
 

5.組紐(くみひも)をつくる
 鋳型を熱している間に、組紐づくりを行いました。組紐は4本の紐を輪(ループ)にしてつくりました。参加者の皆さんは、組紐ができ上がると、「きれいな模様ですね♪」、「組紐づくりは面白い!」と満足気でした。

  6.ガラス勾玉をけずる
 ガラス勾玉を鋳型から取り外した後は、ひたすらヤスリでけずります。まほろんで通常行っている滑石を材料とした勾玉づくりと異なり、ガラスはなかなかけずれません。「ガラスは本当にけずれないですね〜。」と、その大変さを実感されておりました。
     
 
7.勾玉と組紐を結び付ける
 勾玉がきれいに仕上がったら、最後に組紐をしっかりと結び付けます。
  8.完成!
 ついに完成!
 皆さん素敵なアクセサリーができて喜んでおられました♪