平成24年度

 まほろん出前講座
 石川町母畑自治センター


  6月24日(日)、石川町母畑自治センターでまほろん出前講座を行ってきました。地元の方々14名が参加し、土器さわり・勾玉づくり・火おこしを体験しました。

 

1.土器さわり
 母畑自治センターの周辺には、縄文時代や平安時代の遺跡が分布しています。今回は、すぐ近くの小田口C遺跡から出土した縄文土器や石器などを持参しました。
 皆さん、地元の遺跡から見つかった出土品ということで、大変に興味深そうに見ていました。

     
 

2.勾玉づくり体験
 勾玉づくりは、すでにまほろんで体験した方もおり、皆さん、とても器用につくっていました。
 大切なご家族へのプレゼントでしょうか、可愛らしいハート型の勾玉を作った方もいました。

     
 

3.火おこし体験
@火おこし体験は、自治センターの裏手の高台にある平安時代の復元住居前の広場で行いました。
 写真の復元住居は、自治センターのすぐ近くにある小田口C遺跡で見つかった住居跡をもとに、発掘調査後に地元の方々や調査関係者が協力して復元したものです。

     
 


Aまずは、職員が持参した火おこし道具で実演しました。
 道具の材料となる木の種類や、より火をつけやすい道具の形などについて話がはずみました。研究熱心な方が多く、職員も頭の下がる思いでした。

     
 


B火おこしのポイントをつかむと、すぐに着火に成功する人もいました。
 なんと、ご自分でつくったオリジナルの火おこし道具を持参した方も! まほろんの道具と使い比べてみるなど、皆さん、火おこしへの関心はとても高い様子でした。