平成22年度

 おでかけまほろん郡山市立桑野小


 4月28日(水)に、おでかけまほろんを郡山市市立桑野小学校で行いました。6年生98人、担任の先生が参加して、土器さわり、火おこし体験をしました。

 

1.土器さわりの体験
@まほろん職員が本物の土器や石器をもとに、歴史のお話をしました。みんなメモを取るなど、熱心に話を聞いていました。

     
 


Aまほろんに収蔵している本物の土器や石器にさわる体験。今回は縄文時代の資料が中心です。縄文土器(写真中央:須賀川市一斗内遺跡出土)の中をのぞいたり、土偶(写真左下:三春町柴原A遺跡出土)にさわったり、鏃(やじり:弓矢の先端)を持ってみたり、縄文人がつくったものに直接ふれて学びます。
 このほか、以下の資料等にもさわっていただきました。
  ・縄文土器(須賀川市一斗内遺跡出土)
  ・縄文土器(天栄村桑名邸遺跡出土)
  ・縄文土器(三春町柴原A遺跡出土)

     
 

2.火おこし体験
@火の歴史について学んだ後、まほろん職員が火おこしの実演をしました。火おこしでできた火種を、火口(ほくち:麻ひもをほぐしたものを使用)に包んでぐるぐる回します。火口の中に空気が送られ、煙が多くなると・・・、ぼっ!と燃え上りました。その瞬間、「お〜っ!」と歓声が上がりました。

     
 


Aいよいよ火おこし体験です。三人一組で、最初は‘舞ぎり’に挑戦です。あいにくの雨だったため室内での火おこしとなりましたが、児童の皆さんはものともせず頑張っていました。
「やった!やっとついた〜!。」
「腕が疲れた〜。」
 みんな、昔の火おこしの大変さを実感できたかな?

     
 


B‘舞ぎり’での火おこしに成功したら、次は上級編の棒一本で行う‘もみぎり’です。大人の男の方でも難しい‘もみぎり’。さすがに成功者はいませんでしたが、何組かは煙が出るところまで頑張りました。立派です!
 まほろんでは、ゴールデンウィークにも火おこしの体験ができます。火おこしに再挑戦したい方はぜひおいで下さい。
 →「ゴールデンウィークまほろんまつり」の予定