「古銭づくり」の様子 |
平成21年3月8日(日)に、まほろん実技講座「古銭づくり」を開催しました。8家族、14名の皆さんが参加されました。見本とした古銭は、古代の「富本銭」、中世の「太平通宝」、「永楽通宝」、近世の「寛永通宝」、「天保通宝」の5種類です。
● 鋳型の作成 古銭づくりは、二つの鋳型を合わせて、そこに溶かした金属を流し込んでつくります。写真は、事前に石膏で古銭の型取りをした鋳型に、金属を流し込むための湯道を彫っているところです。 |
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● 鋳型に流し込む 二つの鋳型を合わせたら、溶かした金属をトリべという片口の器を使って流し込みます。金属は、錫の合金(アロイ)を使用しました。 |
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● 鋳型から取り外す 鋳型が冷めたら、いよいよ取り外す作業。うまく鋳込めたかどうかは、外してみないとわかりません。・・・でも、みんな上手にできたようです♪。ちなみに、古銭を枝のようにつないでいる部分が、湯道です。 |
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● 古銭の整形@ 湯道の部分を外したら、‘ばり’という、古銭の縁にはみ出た部分を紙やすりを使って取り除きます。 |
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● 古銭の整形A 古銭の中心部に空けられた穴もきれいに仕上げます。さぁ、完成間近だぞ。 |
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● 古銭ストラップの完成! 富本銭はストラップにできるように、紐を通す穴をつけました。どうです?いいでき映えでしょ! |