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●鋳型を掘る
つくる勾玉のデザインが決まったら、石膏の鋳型を彫刻刀で掘っていきます。鋳型を掘る際に一番難しいのは、勾玉の形に掘った底の部分を滑らかにする作業です。参加者の皆さんは「難しい!」と、苦労されていました。 |
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●鋳型の完成
勾玉の形に掘れたら、紐を通すところに釘を刺し、細かく砕いたガラスの粒(今回は、まほろんで事前に準備しました)を入れます。材料とするガラスは、紺色と水色の2種類を使用しました。 |
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●七輪で熱する
ガラスの粒は熱すると融け、冷めると掘った鋳型の形の通りになります。なお、融けると粒同士の隙間が埋まるため、ガラスの粒は鋳型の表面より少し盛り上がるように入れます。そうしないと、完成品は思ったよりも小さくなってしまうからです。
七輪で熱する作業は、最初に鋳型を温めるための‘あぶり’(830〜860℃)を10分間行いました。その後、蓋で密封し温度を950〜980℃まで上げ、ガラスの粒を融かしました。 |
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●灰の中で冷ます
ガラスの粒が完全に融けたら、七輪から取り出し、灰の中で自然に冷まします。 |
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●ガラス玉を磨く
鋳型から取り出した勾玉は、荒目の砥石で角を削り丸くします。その後、4種類の紙ヤスリ(目の荒いものから順に使用)で磨きます。磨く作業は、2時間ひたすら行いました。参加者の皆さんは、なかなか削れない大変さを実感されたようです。 |
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●作品の完成!
最後に、勾玉に付ける組紐をつくりましたが、みなさんの感想は、「楽しい!」。
時間をかけた甲斐あって、とても素敵な勾玉が完成しました♪ |