実技講座「親子で土笛づくり」の様子

 平成20年8月2日(土)に、実技講座「親子で土笛づくり」が開催されました。縄文時代からつくられてきた土笛は、吹口1つだけのシンプルな構造ですが、とてもおだやかな音色です。この日は、5組の親子のみなさんが、それぞれの音色づくりに取り組みました。

 

粘土の切り分け

 できあがりの大きさをイメージしながら、粘土を適当な大きさに切り分けます。NHKの記者さんが取材に来られ、昼のニュースで作業の様子が紹介されました。

     
 

●おわんづくり 

 中空の笛をつくるため、粘土を「おわん」形にします。同じ大きさのものを2つつくります。

     
 

●はりあわせ 

 2つの「おわん」をはりあわせて「球」にします。接着面にきざみを入れ、水をつけるとくっつきやすくなります。

     
 

●吹口づくり

 ここが一番のポイント!
 道具を使って吹口をあけます。吹口まわりを薄くすると音が出やすくなります。試し吹きをくりかえしながら、調整していきます。

     
 

●できあがり

 土笛とほぼ同じつくりかたの土鈴もつくってもらいました。上手にできたね!

     
 

●全作品

 大きさも形も、実に個性的です。ホームページではわかりませんが、音色も全部ちがうんですよ。
 土笛・土鈴は8月23日(土)に野焼きして完成となります。