平成20年10月25日(土)、土器焼き場の一画で、まほろん森の塾「第7回 ミニ複式炉をつくろう」を行いました。見本としたのは、本宮市高木遺跡から見つかった224号住居跡の複式炉です。当初は、少し小さいサイズにしようかと考えていたのですが、原寸大でつくることに挑戦しました。複式炉をつくる体験は、まほろんでも初の試みです!
● 穴を掘る 最初の作業は穴掘りです。土器を埋める箇所(左の穴)や、主要な石を組む箇所(中央の穴)を掘っていきます。塾生のみんなはたくましい!あっという間に目標の深さまで掘り上げました。 |
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● 土に灰と砂を混ぜる 掘った土には、灰と砂を混ぜ合わせました。これは、掘った土を土器や石の周囲に埋め戻す際、土がより一層しまって、石が安定するためです。 |
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● 土器を埋める 穴が掘り上がったら、土器を埋める作業です。この土器は、まほろん森の塾「第2回縄文土器づくり」で、塾生たちがみんなでつくった土器です!土器の周囲には灰と砂を混ぜた土を入れ、突き固めます。 |
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● 石の設置1 土器の位置が決まったら、今度は石を設置します。設計図を見て、石の位置を確認しながらの作業。「この辺で大丈夫かな?」 |
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● 石の設置2 だんだんと石が組み上がってきました。複式炉づくりでは、石の形をよく見て、組み合わせることが一番難しい作業です。でも、ここまでくれば、あと少し! |
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● 複式炉が完成 ついに複式炉が完成しました!塾生と担当職員らが力を合わせた結晶です。 |
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● みんなで記念撮影! 最後に複式炉を囲んで記念撮影!みんな晴々とした表情です。この複式炉では、11月8日(土)に行う「第8回縄文クッキーづくりと解団式」の際に、実際に火をたいてみます。楽しみですね〜。 |