古代の鉄づくり製鉄操業7

 4日午後


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● 炉底の塊まりの取り出し

 炉壁を撤去し、炉の底にできた塊を取り出します。かなりの重量で、下に短管パイプを入れて、てこの原理で取り出します。

   

● 炉底塊を水槽に入れる

 炉底塊を冷やすために、あらかじめ作っておいた水槽に入れました。この後、大きな湯気が立ち上りました。

   

● 閉会式

 当事業団理事長の御礼のことばと三三七調子の手締めで、イベントの締めくくりを執り行いました。

   

● 炉底塊の小割り作業

 大ハンマーを使って、炉底塊をバラバラに解体していきます。この中から、鉄とその他の成分を分離します。

   

● 出来上がった鉄塊

 今回は、ねらっていたズク(銑鉄)と鋼が合計51kgできました。300kgの砂鉄を投入しているので、歩留まりは17%となりました。