平成19年度

 おでかけまほろん郡山市立行徳小


 4月27日(金)に本年度の第5回目として、郡山市立行徳小学校に「おでかけまほろん」に行きました。6年生のみなさん2クラス合計65名が参加し、本物の土器や石器にさわる体験や火おこし体験を行いました。

● 縄文土器にさわる

 今回の「おでかけまほろん」は、教科書に載っていない縄文時代の生活や道具について学ぶというテーマで行いました。子どもたちは、本物の土器に触って感激していました。満面の笑みです!また、縄文時代が想像以上に長く続いたことを知り、驚いていました。

   

● 縄文の模様をつける

 縄文土器の表面に見られる縄目の模様が、どのようにしてつけられたのかを、実際に縄文の原体(げんたい:繊維をよったもの)を粘土の上に転がして、体験してもらいました。

   

● 石器のつくり方を学ぶ

 子どもたちは、「石器ってどうやってつくるの?」という疑問を持っていました。石器の割り方について説明すると、興味深く聞いていました。この後、本物の石器にも触りました。「こんなに小さいもの、よくつくったな〜」と、縄文人の器用さに感心する声も聞かれました。

   

● 火おこしに挑戦1

 最初は苦労していましたが、すぐに慣れて、2クラスとも全員、舞いギリで火をおこすことができました。棒1本で行うモミギリにも挑戦しましたが、残念ながら成功者はゼロでした。モミギリで煙が出ている子どもたちは、「あと5分、時間をくれ〜」と叫んでいました。残念、時間切れ!

   

● 火おこしに挑戦2

 火おこし体験の最後は、できた火種を麻の繊維に包んで燃やします。煙がたくさん出てきて燃え上がる瞬間、子どもたちは一番盛り上がっていました。