おかげさまで5周年、まほろん感謝祭2(7月16日)

 文化財研修「しらかわのおどり」特別公開


 感謝祭の2日目として、白河近郊の3つの団体のおどりが披露され、県文化財保護審議会委員の懸田弘訓先生の解説もありました。

● 白河根田安珍歌念仏踊1

 白河市根田に伝わる安珍清姫で有名な「道成寺」に由来する歌念仏踊で、江戸時代の頃から安珍の命日(旧暦2月27日)に奉納する歌念仏踊で、今回はその中の「舞い」を披露していただきました。
(平成5年県指定重要無形民俗文化財指定)

   

● 白河根田安珍歌念仏踊2

 「舞い」は太鼓や鉦鼓などを打ち鳴らして、扇子を持って優雅に舞う古風な舞いで今回は小学生も参加しました。

   

● 白河天道念仏さんじもさ踊

 白河市関辺の郷戸八幡神社の神事で、天道(太陽)に正常な運行と害虫の防除を念じて、五穀の豊作を祈り、会場の棚を中心に害虫を追う歌を歌いながら、踊ります。
(昭和50年県重要無形民俗文化財指定)

   

● 解説

 今回は文化財研修と言うことで、福島県文化財保護審議会委員の懸田弘訓先生に各踊りの解説をお願いしました。

   

● 塙祭ばやし

 塙町の出羽神社の祭礼で、塙地方の大事な年中行事として伝えられています。3年ごとの大祭には町内各地区のみこしやだしが練り歩きにぎやかに行われます。
 今回は最後に見学者のみなさんも踊りの輪に加わってにぎやかな行事となりました。