■　木炭投入

　今回は、午前10時から炭の投入を開始しましたが、炉が大きいため、上部まで完全に木炭が充填されるまで、３時間近くかかりました。

■　砂鉄投入

　ふみふいごで送風し、炉内の温度を上げてから砂鉄を入れはじめます。

■　ふいご踏み

　試験操業ですので、番子は職員と関係者のみです。３分間交替で３時間半踏み続けましたが、少人数だとかなりつらい作業となります。本番では、みなさまのご参加をお待ちしています。

■　出来なかった鉄

　今回の試験では、羽口の下に凝結した砂鉄の薄い層ができただけで、鉄は出来ませんでした。送風装置の故障（風箱の一部が焼ける）等により、炉内の温度が上がらなかったのが原因と思われます。本番に向けて今後調整していく予定です。