古銭づくりのようす

 平成17年3月13日(日)に実習室と奈良時代の家で、古銭づくりを行いました。当日は、14名のみなさんが参加し、和同開珎と富本銭を作りました。

◎ 道具

 鋳型になる石膏板と見本の型紙、型をなぞるための鉛筆、削りくずを払う絵筆、石膏を削る小型の彫刻刀を準備しました。

   

◎ 型をなぞる 

 型紙を切り取り、鋳型に入れて、鉛筆で型をなぞります。この後、文字部分を削り取って、完成です。

   

◎ 鉛を溶かす

 七輪で炭火をおこし、空き缶を使って鉛を溶かします。今回は、釣りのオモリを使いました。湯をうまく流し込むための材料として、刻んだジャガイモを入れました。

   

◎ 鋳型に流し込む

 溶けた鉛をとりべに移し、鋳型に流し込みます。

   

◎ 完成

 鋳型から軽く叩いて取り出し、無事完成しました。