土器野焼きのようす

11月9日(土)に当館の臨時駐車場にて約40名のみなさんで、前に作った縄文土器や土師器の野焼きを行いました。

■ 火床を作る

今回は、野焼きする土器の点数が多かったため、かなり長めの火床を作りました。

   

■ 土器を乾燥させる

火床の周囲に土器を並べて乾燥させます。乾燥が十分でないと割れの原因になりますので、全体が乾燥するように時々土器を回転させます。

   

■ 火床に土器を投入

十分に乾燥させた土器を火床に並べていきます。投入時は輻射熱でかなり熱そうです。

   

■ 本焼き

マキをくべて、温度をあげていきます。今回は荒天(強風・寒冷)のため、なかなか温度が上がらず、マキの量も当初の予定量よりもかなり多くなりました。

   

■ 完 成

今回は、ほとんど全ての土器がうまく焼き上がりました。比較的低温で焼いたためか、縄文土器そのものに近い色に焼き上がっています。