奈良時代の倉庫

 

 飛鳥時代ころから、中央集権の国家体制が作られ、奈良時代(今から1,300年前)には、全国に役所が作られ、税金として納められた米が蓄えられる倉庫もつくられるようになりました。この倉庫のモデルには古代白河郡の役所である泉崎村の関和久官衙遺跡で見つかった建物跡がモデルとなっています。

 


 屋根に葺かれている瓦は、当時珍しいもので、役所や寺院などの建物だけにつかわれていました。  倉庫ですので、床は高床式で、重さに耐えるために床下にも柱があります。