■概 要 太平洋に臨む旧新沼浦の一番奥の丘陵裾部の緩やかな斜面に位置する遺跡で、土坑27基、溝跡28条、掘立柱建物跡1棟の他に遺物包含層がみつかっています。 中心となる時期は、古墳時代の前期で遺構内外から大量の壺、甕、器台、高杯、杯、鉢、甑、小形壺、台付甕などバラエティに富んだ土師器がみつかっており、この時代の基準となるような貴重な資料となっています。一部には祭祀に関係する土器もあり、未調査の丘陵上にあると推定される集落に関連する遺跡と考えられます。