■概 要 遺跡は、常磐自動車道いわき四倉ICの西方約1.5kmにあります。縄文時代〜近世の複合遺跡で、平成5・6年に行われた発掘調査で、竪穴住居跡29軒、須恵器窯跡1基、木炭窯跡3基、土坑205基等が確認されました。 中心となる時期は、古墳時代後期の集落跡で、カマドから良好な形で遺物がみつかっています。また、石製模造品の完成品のほか、未製品や滑石片が多量に出土しており、この地で石製模造品を製作していたことが伺えます。