■概 要 郡山盆地の南側の丘陵地帯に位置する古墳時代の集落遺跡で、竪穴住居跡97軒、掘立柱建物跡3棟、祭祀跡3カ所、土坑162基、粘土採掘穴1基等がみつかっています。 竪穴住居跡には1辺が7mを超える大型のものも6軒あり、この地域の拠点的な集落であったことが窺えます。また、祭祀跡からは大量の土師器の杯や高杯、壺などの土器類とともに石製模造品がみつかっており、竪穴住居跡の中でも模造品の製作工房と考えられるものが1軒ありました。