三貫地遺跡(新地町) 位置はこちら(遺跡データベースへ)

■概  要
 阿武隈高地東縁の丘陵地の北側緩斜面に位置する旧石器時代と奈良・平安時代の複合遺跡で、旧石器ブロック1カ所、竪穴住居跡39軒、掘立柱建物跡40棟、井戸跡10基などがみつかっています。
 旧石器は半径約5mの範囲で集中してみつかっており、その点数は、10,112点に上ります。石器の種別は剥片類が一番多く、他にナイフ形石器、彫刻刀形石器、錐形石器等です。石核と剥片が多く、接合する資料もありましたので、後期旧石器時代の石器製作場と思われます。
旧石器のみつかったようす
   
■主な遺物(遺物写真データベースへ)
 ・ナイフ形石器
 ・ナイフ形石器
 ・錐形石器
 ・須恵器蓋
■主な写真(写真データベースへ)
 ・平安時代の竪穴住居跡
 ・旧石器のみつかったようす1
 ・旧石器のみつかったようす2
 ・東側部分の全体のようす
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