大久保A遺跡(須賀川市) 位置はこちら(遺跡データベースへ)

■概  要
 あぶくま高地の丘陵地帯に位置する縄文時代・弥生時代・奈良時代の複合遺跡で、落とし穴57基、墓坑3基、窯跡1基がみつかっています。
 弥生時代の遺構は、長さ120cm前後の楕円形をした3基の墓坑で、1号土坑からは、碧玉製の11点の勾玉が、3号土坑からは、中期後半と思われる弥生土器の壺がみつかっています。ちょうど再葬墓といわれる、洗骨葬が流行した時期の後の時期に認められる、成人を屈葬するための墓坑と思われます。

みつかった土坑群
   
■主な遺物(遺物写真データベースへ)
 ・管玉
 ・石鏃
 ・須恵器甕
 ・土師器杯
■主な写真(写真データベースへ)
 ・土坑墓のようす1
 ・土坑墓のようす2
 ・須恵器の窯跡のようす
 ・空からみた遺跡のようす
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