大船(おおふなさく)A遺跡(南相馬市) 位置はこちら(遺跡データベースへ)

■概  要
 浜通り地方北部の丘陵地帯(現原町火力発電所敷地内)に位置し、古代の製鉄遺跡としては国内最大規模の金沢地区製鉄遺跡群の中核をなす遺跡で、古墳〜平安時代の製鉄炉59基、木炭窯40基、竪穴住居跡72軒、掘立柱建物跡28棟が見つかっています。
 この中でも、製鉄炉は方形箱形炉の踏みふいごを持たない両側排滓のものから、定形化した踏みふいごがつくものまで各時期の変遷が捉えられ、古代の鉄づくりイベントの製鉄炉のモデルとしてもその調査成果が利用されています。
敷石住居跡のようす
   
■主な遺物(遺物写真データベースへ)
 ・石鏃
 ・石製支脚
 ・扁平片刃石斧
 ・砥石
■主な写真(写真データベースへ)
 ・製鉄炉の羽口のようす
 ・木炭窯のようす
 ・建物跡群のようす
 ・上からみた遺跡のようす
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