■概 要 浜通り地方の北部に位置する、旧石器時代〜縄文時代の遺跡です。 県営かんがい排水事業に伴い、平成6年に実施された発掘調査では、旧石器時代の資料や縄文時代早期の竪穴住居跡18軒などが確認されました。 旧石器時代の資料については、ナイフ形石器・石刃などがみつかっています。これらの定型的な石器には、石刃技法に適した非在地産の珪質頁岩が使用されていました。このことは、石材を求めて、遠隔地と交流があったことを示しています。
■主な遺物(遺物写真データベースへ)■ ・ナイフ形石器 ・石刃 ・削器 ・石核