■概 要 郡山市の西田町のあぶくま丘陵地に位置し、平場35カ所、堀3本、土塁9本、石垣13カ所などの遺構がみつかっています。この中でも枡形虎口の遺構は貴重なものとなっています。遺物としては中世陶器類から近世の陶磁器類がみつかっています。 館跡は出土した遺物などから、新・旧2時期の変遷が考えられます。古期は中世末の村落領主クラスのものと思われ、新期は天正10年代に築城され、城主は三春田村氏の家臣橋本刑部であると思われます。
■主な遺物(遺物写真データベースへ)■ ・陶器施釉碗 ・陶器施釉碗 ・砥石 ・石臼