双子遺跡(新地町) 位置はこちら(遺跡データベースへ)

■概  要
 太平洋に臨む旧新沼浦の中の独立丘陵裾部に位置し、縄文〜弥生時代と近世・近代の遺構・遺物がみつかった複合遺跡です。
 縄文〜弥生時代では、土器や丸木舟が遺物包含層からみつかったのに対して、近世・近代では、10基の釜屋と162基からなる鹹水槽(濃い塩水をためた場所、双子遺跡では岩をくりぬいて作ったものが多い)がみつかっており、入浜式製塩が行われていた生産遺跡であったと考えられます。他にこの時期の墓地もみつかっています。

木枠の残る鹹水槽
   

■主な遺物(遺物写真データベースへ)
 ・石製硯
 ・土製人形
 ・陶器施釉徳利
 ・陶器施釉碗

■主な写真(写真データベースへ)
 ・丸木舟のみつかったようす
 ・釜屋(塩を作る場所)跡のようす
 ・鹹水槽(濃い塩水をためた坑)のようす
 ・空からみた遺跡のようす
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