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 研修課より  


<教員研修のようす>
加えました。今回は竪穴住居跡の高度な調査方法を、経験豊富なベテラン調査員が伝授します。
昨年好評だった「体験学習研修」は、ネーミングを「体験学習支援コース」と改め、年3回開講することにしました。今年も「火おこし」と「布編み」の道具の作り方とその使用方法を実習します。
以上の定期研修のほか、「臨時館内研修」や「職員派遣研修」など、常時申し込みを受け付けている研修も、昨年と変わらず行っています。遺跡の調査や、遺物の整理などでお困りの担当職員の方おりましたならば、ご遠慮なく当館研修課までご相談下さい。また、ご意見ご要望もお寄せ下さいますよう、よろしくお願いいたします。

まほろん研修今年の予定

昨年度のまほろん研修は、次の研修メニューを新たに加え実施しました。
発掘調査技術に関する研修では、遺構調査研修(掘立柱建物跡調査研修)を1課目増やしました。これから史跡整備を計画している自治体のためには、「史跡整備のための研修」を設け、現在史跡指定を目指して調査を進めている白河市下総塚古墳で調査実習を行いました。
考古学の研究法に関する研修は、「時代別研修」がありましたが、官衙遺跡研究の第一人者山中敏史先生を招き「官衙遺跡研究研修」を行いました。このほか「考古学講座」を入門・専門それぞれ2回ずつ開講しました。
 学校や公民館などで行う体験学習を支援するため、その指導者を対象に「体験学習研修」を設けました。学校の夏休みに合わせて開講し、多くの先生方が受講しました。
「無形の文化財研修」は、無形の文化財の調査・記録・整理の方法について研修します。昨年はデジタルビデオやDVD変換システムを使って、無形の文化財の映像記録と、その整理方法について実習しました。
今年度は、発掘調査技術の充実を図る目的で、定期の研修に「遺構調査技術コース」を

 総務管理課より
<団体による見学(中学校)>
2,800箱増加しました。遺物の貸出しも、初年度は少なかったものの14年度は9件102点に増加しました。また、写真の貸出し、資料の閲覧件数も増えてきました。
・収蔵資料数     39,867箱
   内訳 遺 物   36,255箱
       写 真    2,331箱
       図 面     783箱
       地図・カード  498箱
・資料貸出し(遺物)  9件(1件)
・資料貸出し(写真)  43件(16件)
・資料閲覧      23件(19件)
               ※( )は13年度

平成14年度入館者30,000人突破

 開館2年目となる平成14年度も多数のご利用をいただき、おかげさまで入館者30,000人(年度累計)を突破しました。団体利用も、小中学校・公民館関係を中心に13年度の264団体から14年度は371団体と大きくのびました。

平成14年度入館者集計
年 月 入館者(人) 累 計(人)
平成14年 4月 2,856 2,856
5月 3,967 6,823
6月 3,773 10,596
7月 3,455 14,051
8月 5,045 19,096
9月 3,729 22,825
10月 3,661 26,486
11月 2,867 29,353
12月 1,630 30,983
平成15年 1月 702 31,685
2月 1,050 32,735
3月 1,712 34,447
合 計 34,447

   収蔵資料、貸出し・閲覧の状況
 まほろんの収蔵資料は、開館当初より約

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